2026年4月15日水曜日

シールコンの目地の雑草対策 ③

防草効果は高いが価格も高い「防草ブロック」。もっと安い方法はないだろうか。

「防草ブロック」ではシールコンクリートの継ぎ目の防草対策には利用できない。何かいい方法はないだろうか。

そこで考えたのが、隙間や目地の下にあらかじめ防草シートやビニールシートを敷いておく方法だ。

イメージは次のとおりである。

どちらも、雑草の根が地中に到達しにくいように工夫してある。
私が考えたローコストの境界ブロック用の雑草防止対策。通常の境界ブロックの施工単価の1.1倍以下のコストで施工可能である。
私が考えたシールコンクリートの継ぎ目の防草対策。この手法はほとんどコストに影響はない。

2026年4月14日火曜日

シールコンの目地の雑草対策 ②

 境界ブロックと舗装やコンクリートとの隙間から生える雑草を防止する製品として「防草ブロック」が普及している。
 
 ブロックに斜め下方向に溝が刻まれていて、雑草の根や芽がそこで成長が止まるようになっている。
 
 この製品は雑草防止対策の切り札と言えよう。
 
 しかし、残念なことにこの「防草ブロック」は一般品に比べて価格が1.5~2倍もするとのことである。(Geminiの調査結果)
 
 そして、この製品では中央分離帯のシールコンクリートの目地からの雑草を防ぐことはできない。

 そこで考えたのが、隙間の部分や目地の箇所の下に、防草シートやビニールシートを敷く方法。これだとコストはかなり安く済むはずである。

防草ブロックの一例。防草効果は高いが価格は一般の歩車道境界ブロックの1.5~2倍になるという。
防草ブロックの模式図。草の芽は下方に伸びることができないことと、草の根が上方に伸びることができない性質を逆手にとった防草方法である。
防草ブロックは境界ブロックと接する箇所では効果があるが、シールコンクリートの目地には使えない。シールコンクリートの膨張目地からセイタカアワダチソウが伸び放題だ。

2026年4月13日月曜日

シールコンの目地の雑草対策 ①

 振り返れば、自分が取り組んだのは堤防のイタドリ対策やロードヒーティングだけではなかった。

 秋田河川国道事務所に勤務していたころに、道路の中央分離帯などのシールコンクリートからの雑草防止対策にも挑んだことがある。
 
 国道7号の秋田南バイパスの4車線化工事の時に、舗装会社などに自分のアイデアを告げると試験施工をしてくれた。

 道路に雑草が生えているのを見ると、街や道が荒廃しているように見える。東北にインバウンドが少ないのは、ひょっとしてこれも原因なのかもしれない。

 ロンドンとパリの街並みと比べると違いは一目瞭然。日本の道路の景観は、なんとまあ貧祖なことだろうと心が痛む。

 昔し、シビックパフォーマンスと称して土木構造物をいろいろなデザインや色彩で飾った時期があった。一部では華美過ぎたり奇抜すぎるものもあって批判されたことがあった。その経験から「要・強・美」が重要だということを気づかされた。

 ロンドンやパリの道路は決して華美なデザインではないのだが、雑草が生えないから美しく見えるのかもしれないし、飾らないことが土木構造物の美しさの原点なのかもしれない。
高規格道路の秋田道の金浦インター近くの雑草状況。近くには美しい鳥海山が見えるのだが、道路の雑草はその景色を台無しにしているようだ。
二本松市内の国道4号の雑草状況。街が寂れしまったのだろうかと思わせるような景観になっている。
大河原町内の国道4号の雑草状況。雑草だけでなく木も生えている。

ロンドンの道路。雑草は見当たらない。
ロンドンの道路。雑草なのか草花なのか背の低い草が見えるが、荒廃した風景ではない。
パリのシャルル・ガルシア通り。さすがパリ。街並みも美しい。