振り返れば、自分が取り組んだのは堤防のイタドリ対策やロードヒーティングだけではなかった。
秋田河川国道事務所に勤務していたころに、道路の中央分離帯などのシールコンクリートからの雑草防止対策にも挑んだことがある。
国道7号の秋田南バイパスの4車線化工事の時に、舗装会社などに自分のアイデアを告げると試験施工をしてくれた。
道路に雑草が生えているのを見ると、街や道が荒廃しているように見える。東北にインバウンドが少ないのは、ひょっとしてこれも原因なのかもしれない。
ロンドンとパリの街並みと比べると違いは一目瞭然。日本の道路の景観は、なんとまあ貧祖なことだろうと心が痛む。
昔し、シビックパフォーマンスと称して土木構造物をいろいろなデザインや色彩で飾った時期があった。一部では華美過ぎたり奇抜すぎるものもあって批判されたことがあった。その経験から「要・強・美」が重要だということを気づかされた。
ロンドンやパリの道路は決して華美なデザインではないのだが、雑草が生えないから美しく見えるのかもしれないし、飾らないことが土木構造物の美しさの原点なのかもしれない。
高規格道路の秋田道の金浦インター近くの雑草状況。近くには美しい鳥海山が見えるのだが、道路の雑草はその景色を台無しにしているようだ。
二本松市内の国道4号の雑草状況。街が寂れしまったのだろうかと思わせるような景観になっている。
大河原町内の国道4号の雑草状況。雑草だけでなく木も生えている。
ロンドンの道路。雑草は見当たらない。
ロンドンの道路。雑草なのか草花なのか背の低い草が見えるが、荒廃した風景ではない。
パリのシャルル・ガルシア通り。さすがパリ。街並みも美しい。






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