2018年12月12日水曜日

省エネ型ロードヒーティング(スリップ事故防止対策)の効果 

 電熱線をわだち状に配線した、「省エネ型ロードヒーティング」の効果は下の写真のとおり。

 上の写真はロードヒーティングを導入していない日沿道の釈迦内橋。大館市の市街地に近いところにあり、比較的降雪量が少ないが、完全にアイスバーンになっている。この橋が供用されてから3年間で1件のスリップ事故があったという。

 下の大川目沢橋は釈迦内橋から5㎞ほど山間部に入った場所にあり、降雪量が多く気温も低い場所だが、省エネ型ロードヒーティングがわだち状に雪を融かしているのが分かる。

 わだちの中で一際黒く見える部分に、電熱線が埋められている。 どちらも平成25年1月30日の同時刻の状況だ。

 省エネ型ロードヒーティングを導入した4つの橋は、供用後3年経った時点でスリップ事故はまだ発生していない。
 
 
ロードヒーティングが未導入の日沿道の釈迦内橋。橋が冷えているので、降雪量が多いとアイスバーンになりやすい。


ロードヒーティングが稼働している日沿道の大川目沢橋。わだち状に融けている。撮影は上の写真と同時刻だ。 

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