溝の中に電熱線を入れ込んだら、ニチレキ製の「クラックシールNX」を流し込む。
電熱線の耐熱温度は180℃、クラックシールNXの溶解温度は180~220℃。このままだと、電熱線の被服層が熱で溶けてしまいそうだが、シール材を溝に流し込む時点では冷やされて180℃以下になるので問題ない。
クラックシールNXは夏の高温時でもべたつかないし、低温時には割れにくいという特質がある。耐候性も他社製品よりも高いし、クッション性もある。
電熱線はクラックシールに囲まれて保護されるので、破断の可能性が減少することになる。
この後、表層を舗設し、溝は密閉される。
0 件のコメント:
コメントを投稿