2018年12月3日月曜日

省エネ型ロードヒーティング(ライン型ロードヒーティング)を施工する(2)

 溝の中に電熱線を入れ込んだら、ニチレキ製の「クラックシールNX」を流し込む。

 電熱線の耐熱温度は180℃、クラックシールNXの溶解温度は180~220℃。このままだと、電熱線の被服層が熱で溶けてしまいそうだが、シール材を溝に流し込む時点では冷やされて180℃以下になるので問題ない。

 クラックシールNXは夏の高温時でもべたつかないし、低温時には割れにくいという特質がある。耐候性も他社製品よりも高いし、クッション性もある。

 電熱線はクラックシールに囲まれて保護されるので、破断の可能性が減少することになる。

 この後、表層を舗設し、溝は密閉される。

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