国土交通省の渡良瀬川河川事務所管内の堤防では、イノシシによる掘り起こしが多発し対策工事が進められている。
平成28年度の補正予算で桐生川3.4㎞、渡良瀬川2.0㎞にわたって、樹脂製のネットが布設された。 (詳しく桐生出張所のホームページ「きりゅう 河川通信」を参照)
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000696722.pdf
この事務所では、その後も継続してジオグリットによる補強対策が行われている。
対策手法は、私が取り組んでいるジオネット(ネトロンシート)によるイタドリなどの雑草抑制対策と同様だが、渡良瀬川で使われているネットは、ジオグリットと呼ばれる補強土壁用の高強度のネットで、目合いは8~10㎜ぐらいである。
このくらい目合いが広くなると雑草の抑制効果はほとんど無い。あくまでもイノシシ対策だけが目的になっているからだ。
しかし、どうせならばイノシシ対策と雑草抑制を兼ねた方がベターだ。
ジオネット(ネトロンシート1㎜メッシュ)は、それが実現できると考えている。
0 件のコメント:
コメントを投稿